2023.04.06 03:32黒茶のキャンバスに映して新しい生活を始められた方も多いかと思われますが、どのようにお過ごしですか。はじめての忙しさに追われ、毎日があまりにも早く過ぎ去っていく…そんなふうに感じている方も多いのではないでしょうか。ところで、今日の空はどんな色をしていますか?鮮やか、どんより…など空を見て出てくる言葉や想いはきっと様々でしょう。この忙しない季節に上をむくのが辛くなることもあるかもしれません。でも大丈夫です。当館の温泉は下を向いていても、今日の空模様をしっかりと映してくれます。黒々と輝く静かな水面は恐らく、そうそうありません。のんびりとした当館ならではのものだと自負しております。春夏秋冬のどんな空でも映し出す黒茶のキャンバス。今日はどんな空の絵の具が降り注ぐのでしょうか。新年度の忙...
2022.02.05 07:40出汁へのこだわり当館で期間限定でお出ししている麦とろ定食はもうご賞味いただけたでしょうか??自然薯の力強い味が皆さまのエネルギーとなっていることと思います。さて、その麦とろですが、奥深い味わいを演出し、ご飯をサラサラと食べるのに一役かっているのが、出汁の存在です。今回はその出汁についてお話します!麦とろ用の出汁には・香川県産 片口鰯の煮干し・羅臼産 こぶ・高知産 カツオ節の3つを使用しています。この組み合わせは店主が研究を重ねてたどり着いたものです。この出汁を使うと、自然薯の山を感じさせる味わいと、出汁が奏でる海のハーモニーを一度に味わうことのできる麦とろ定食の完成です!まだ食べたことの無い方も、食べたことがある方もこの豆情報を少し思い出しながら味わっていただければ幸...
2020.08.09 23:30亀との出会い一つ前にお話しした、中庭でお客様をお迎えする亀たち。そんな亀と小糸川温泉には意外な出会いがあったのでした。それは小糸川温泉の開業日のことでした。創業者 髙橋政次郎は開店当日の朝、どんなお客様にも気軽に立ち寄っていただきたいとの思いから、玄関のドアを開放して待っていました。どこのお店にとっても開業の日は不安と期待でいっぱいの日。一人目のお客様を今か今かと待っていました。そして、ゆっくりと玄関に足を踏み入れた一人目のお客様。ドアを開放していなければ、このお客様がご入店されることはなかったでしょう。一人目のお客様には大変当店を気に入っていただけたようで、いつの間にか、従業員として皆様を迎える立場になりました。そうです。一人目のお客様、それは一匹の亀だったので...
2020.08.09 00:39中庭にいるのは?梅雨が開けめっきり暑くなりました。今回は小糸川温泉の中庭にいる生物についてのお話です。1度当店にお越しいただいた方はご覧になったことがあるかと思います。玄関の正面に位置する中庭。そこには池があり、多くの亀たちが皆さんのお越しをお待ちしています。冬になると冬眠してしまいますが、今は甲羅干しをしたりと、亀たちもせっせと活動しています。のんびりした田舎の温泉にぴったりなの~んびりした亀。亀を観察していても、時がゆっくりと流れていく感覚を味わっていただけるかと思います。実はこの亀、創業当時からこの小糸川温泉にいます。なぜそうなったかというと・・・亀との出会いは次のお話で!亀と同様、首を長くして皆様のご来店をお待ちしております!
2020.07.20 05:34玄関前に・・・お客様をお迎えする玄関前には小さな井戸があります。こちらはご入浴いただく、源泉から引いた黒湯が湧き出ております。当店の黒湯は源泉温度が25度程度と低いため、この井戸に湧き出す源泉は冷たく感じられます。夏には涼しげな水の音を感じていただけます。お越しいただいた際に、少しだけ井戸を覗いて、涼を感じてみるのはいかがでしょうか。
2020.07.13 07:11浴用の禁忌症と適応症温泉はそれぞれが違う性質を持っています。その温泉の力によって、改善が見込まれる症状もありますが、反対にその温泉に入ることを適さない症状もあります。以下の疾患をお持ちの方は、入浴をお控えください。・急性疾患(特に熱のある場合) ・活動性の結核 ・悪性腫瘍・重い心臓病 ・呼吸不全 ・腎不全 ・高度の貧血・その他一般に病勢進行中の疾患 ・妊娠中(特に初期と末期)先ほどとは反対に以下の症状は、回復が見込まれます。・神経痛 ・筋肉痛 ・関節痛 ・五十肩 ・運動麻痺・関節のこわばり ・うちみ ・くじき ・慢性消化器病 ・痔疾 ・冷え性・病後回復期 ・疲労回復 ・健康増進 ・きりきず ・慢性皮膚病・やけど ・虚弱児童 ・慢性婦人病薬と同じように温泉には人の体にはたら...